物流改善をグループで行うことは効果的です。一人だと気が付かないことを他のメンバーが気づくことがあります。
いくつものアイデアを出さなければならない時に、他の人の意見はとても参考になりますし、勉強にもなります。
グループで物流改善を行うのであれば、ぜひ「2日間改善」の手法で取り組んでみましょう。この改善はその名の通り、2日でやりきる改善です。
改善の流れはQCストーリーです。もしかしたらQCに取り組んだことがない方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方にとってはQCについても学べる絶好の機会です。ぜひ2日間改善に取り組んでみましょう。
2日間でやりきるためには「タイムマネジメント」が重要になってきます。ビジネスは納期ありき、ですからその感覚が身についていないと失敗することがあります。
この改善ではこのタイムマネジメントについても習得することができます。そして何よりも限られた時間内でアウトプットを出すという習慣が身につくことが大きいのではないでしょうか。
何事も手が付かない、やってみようとしても時間がかかりすぎる、このような職場あるいはスタッフは少なからず存在します。
この悪習慣を断ち切るためにも納期を区切り、一定の目標を達成するしかけのある勉強の仕方が効果的でしょう。
自分たちで時間を管理し、自分たちで改善アイデアを考え、自分たちでアウトプットを出す。
これがこの2日間改善を通したアクティブラーニングの肝です。知識の習得プロセスだけでは不十分です。必ずアウトプットを伴う勉強が必要なのです。
スタッフの水準を向上し企業の成長につなげるためには知識の伝授だけでは不十分です。それを使って改善等を行い、会社の収益向上に貢献させることが求められるのです。
そのためにぜひアクティブラーニング手法を取り入れていきましょう。きっと会社に変化が見られることでしょう。
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