物流についてどのような方法で勉強されていますでしょうか。特に今まで物流に全く関わってこなかった人が突然物流の仕事に就くことがあります。
このような状況に置かれると、好むと好まざるにかかわらず物流の勉強をしなければならなくなります。親会社から突然物流子会社に出向になる時などがその例です。
もし物流子会社の社長に任命されたらどうするでしょうか。今までは営業一筋でやってきたけれど、突然物流全般を見なければならなくなった、としたらこれは大変苦労すると思います。
その会社のトップですから、業務を知らないというわけにはいきません。てっとり早く学ぶためには、物流経営者のための講座に通うことかもしれません。
「物流経営塾」のような物流会社の経営層を対象にした講座があります。こういった講座では、物流会社経営全般に関わる内容でのカリキュラムが用意されています。
そこで講座に参加するとともに、人脈を広げ、いろいろなことを教えてもらうことが効果的だと考えられます。
自社だけではなく、他社の人たちと交歓を交えることで視野も一気に広がることでしょう。ぜひお金を払ってでも参加されることをお勧めします。
そのような講座に通えない場合はどうしたらよいでしょうか。その場合にはとにかく現場に出かけていって、担当者と話をすることをお勧めします。
現場に行くことで物流の現状を肌で感じることができます。物流の作業についても自分の目で見ることができますので、まさに3現主義で知識を吸収することができます。
一方で物流に関する基礎知識は書籍などで覚えていくしかないかもしれません。ビジネスキャリア検定のロジスティクス管理のテキストなどは最適かもしれません。
この検定試験向けの講座もありますので、時間があれば参加してみるのも一つの方法です。
次回に続きます。
物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所
http://www.keinlogi.jp/
工場管理 好評連載中! 1月号「工場収益をメキメキ向上させる!工場管理者のための物流アウトソース成功の秘訣 第4回 正しい物流アウトソースのステップ(2)」
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