改善マインドを喚起する(2) 国際競争力を持った物流会社になる

自らが所属する業界が国際的に競争力があるのか否かを考えてみる必要がありそうです。今まで国際競争の波にさらされていなかった業界が急にそのような状況になる可能性があるのです。

自動車メーカーは国内での生産台数を何台にすると発表していますが、これはあくまで「国内で組み立てる台数」を言っているのであって、国内の部品会社から購入することを言っているのではありません。

つまり自動車メーカーは世界の最も競争力のある会社から購入し、日本でその部品を使って組み立てるのです。

この「最も競争力のある部品会社」は日本の会社であるかもしれませんし、タイの会社であるかもしれません。

国内の部品会社は今まで国際競争の波にさらされていなかったのが、自動車会社の購買方針によって突然その波に巻き込まれたわけです。

このような事例は今後後を絶たないことでしょう。今後TPPの状況によってはますます加速していくことでしょう。

競争力を失った会社は残念ながら淘汰される運命にあります。誰も守ってくれることはありません。そうならないように今の内に改善を進め体力をつけておかなければなりません。

このような状況下にあってもなお社内の危機感が薄い会社はいくらでもあると思われます。今後欧米の大手の物流会社が雪崩の如く日本に上陸してくるかもしれません。

それらの会社に太刀打ちできる「国際競争力」が求められるのです。まずトップが危機感を持って、経営改善に取り組まなければならなくなるでしょう。

そのもとで従業員がいよいよ危機感を持って改善マインドを持つようになるのです。しかも今までとは異なるスピード感あふれる改善が必要になります。

今まで一カ月かけて実施していたような改善を2、3日でやらなければならないことも出てくることでしょう。

次回に続きます。


物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所
http://www.keinlogi.jp/

工場管理 好評連載中! 10月号「工場収益をメキメキ向上させる!工場管理者のための物流アウトソース成功の秘訣 第1回 儲かるアウトソースと損するアウトソース」
http://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0007

Logistics Trend 好評連載中! 10月号「物流のiPS細胞を探せ!!製造SCM進化論 第10回 販売物流進化論(下)」
http://www.logistics-trend.com

Kein物流改善研究所

神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台17-1-218 

 

お問い合わせは下記アドレスまでお願いいたします。

 

email;sr-gs-fp-ks@khh.biglobe.ne.jp

 

対象地域

日本全国各地

 

お気軽にご相談ください

物流改善ブログ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に更新しています。

「収益向上に貢献する物流コスト改善のコツ」

http://blog.livedoor.jp/gz0210/

物流改善メルマガ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に発信しています。

「会社収益がみるみる向上する!

 1分でわかる物流コスト改善の

 ツボ」

http://www.mag2.com/m/0001069860.html

お勧めサイト

経営コンサルタント探しの「経営堂」

「IT企業専門の会計士事務所」

山田経営会計事務所

http://www.cpayamada.jp/

プロセスと結果で時代の変化に対応する

株式会社キーロジ

http://www.key-logi.com/

Facebook

Twitter