仕事のやり方を統一する 自由度が高い物流作業

多くの会社で仕事のやり方がばらばらだという現象が起きています。これに気づかない経営者もいますし、気づいていても何の違和感も抱かない方もいらっしゃいます。

このような状況を皆さんはどのように考えますでしょうか。仕事のやり方がばらばらになる要因から考えていきましょう。

物流作業は他の仕事と比較するとどちらかというと自由度が高い仕事だといえます。たとえば工場の中のA地点からB地点まで運搬することを例にとって考えてみます。

その距離が50mだったとすると、その間をフォークリフトで運搬することが考えられます。別のやり方はどうでしょう。

台車に載せて牽引車で運搬することもあるでしょう。他には?手押し台車で人が押しながら運ぶことが考えられます。

このように、物流作業は同じ仕事をいろいろな方法でこなすことができるのです。ですから方法は特に決めずに作業者任せになっている可能性が高いのです。

作業が機械加工だとすると、使用する機械が決まります。加工精度も決められており、一定の決められた品質のモノをアウトプットしなければなりません。

組立作業も順序が決められ、組立に使う治工具も決まっています。ですから誰が行っても同じ方法でやらざるを得ないことになります。

一方で物流作業の自由度は運搬に限りません。梱包作業でもピッキング作業でも人によってやり方が異なることの方が多いと思われます。

この自由度の高さは一見よさそうにも感じられますが、デメリットの方が大きいと思います。その理由について考えてみましょう。

まず考えられるのが作業品質のバラつきです。作業者任せにされている以上、仕事の結果もその人の特徴が出ます。

几帳面な人と大雑把な人とでは当然結果品質に差が出てしまいます。

もう一つ考えられるのが作業速度のバラつきです。やり方が異なれば仕事のスピードが異なるのはある意味で当然のことかもしれません。

次回に続きます。


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