さて会社としての価値とは何か。これはある意味その会社のミッション(使命)であるとも言えます。このミッションが明確になっていれば従業員もそれに向かって仕事をするということになります。
セールスドライバーという言葉があります。ドライバーが荷物の届け先に行った時に何かしらの商品の営業を行うことがセールスに当たるのです。
引越業者が古い電灯を見つけて新たな商品を勧めることもセールスの一つです。このように客先でセールスを行い、インカムを増やすことも仕事が付加価値を生み出すことに該当します。
これは会社の政策であり、ミッションでもあるのです。
よくお客様の満足度を向上させることを会社のミッションとしているケースを見かけます。美味しい食事を提供して喜んでいただく、快適な空間を提供して喜んでいただく、よい製品を低価格で提供して喜んでいただくなど、いろいろなかたちでお客様の満足度を向上させることが可能です。
物流はまさにお客様に商品をお届けすることで喜んでいただくことが可能です。重いものを宅配する、誕生日プレゼントをその日に届ける、プレゼントをラッピングして届ける・・・、あらゆるシチュエーションでお客様に喜んでいただくことに貢献できるのです。
これを会社のミッションとし、お客様の声を集めることで価値を高めていくことができます。とにかくどのようなサービスがお客様に喜んでいただけるのか考えていくとよいでしょう。
そのために事あるごとにお客様と会話をし、その中からヒントを見つけていくのです。以前にもお話しましたが、靴の宅配型修理はお客様が靴を持って修理ショップまで行くことが煩わしいということで誕生しました。
これこそ付加価値物流の典型です。まだまだ少数ではありますが、スーパーの宅配も始まりました。家電のセッティングを行う物流会社もあります。
どうすれば付加価値を生み出す仕事が生まれるのか、そのヒントは顧客にあり、と考えるべきですね。
物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所
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工場管理 好評連載中! 7月号「これだけ持って行けば万全!海外工場支援者のための『物流指導7つ道具』 第9回 道具5 物流評価シート(下)」
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