物流コンサルタントの日々改善! 荷主と物流会社のパートナーシップ(2)

サプライチェーンにおいては荷主と物流会社といった発注側と受注側という立場よりもむしろパートナーといった方がふさわしいと思います。

そこでお互い情報を密に交換しあいながら同じ目標、つまりサプライチェーンの効率化・高度化に向けて進めていくと良いですね。

その活動体として第一に「サプライチェーン連絡会」のようなものを設けると良いのではないでしょうか。この連絡会にはサプライチェーンのステークホルダーが全員参加することが前提となります。つまり荷主と物流会社だけではないことがポイントです。

この連絡会では販売計画や生産計画の情報、将来の新製品の情報などを開示し共有化します。特に販売情報や生産情報については3カ月先までの情報を予測情報としてシェアすることが重要になってきます。

なぜならこのような「量の情報」はそれぞれのステークホルダーの経営には少なからず影響を与えることになるからです。

特にサプライチェーンの前工程ではより早く仕事に着手する必要があります。特殊な材料などを使用して生産を行うような場合にはリードタイムが短いとその調達が困難になる可能性があるのです。

また設備を導入するようなこともあり得ますので、できれば年間計画を開示し各月に大体どの製品をいくつ売るのか、いくつ生産するのかといった情報をみんなでシェアすることが望ましいと言えます。

次にもう少し物流に特化したお話をしましょう。物流に関しては「物流連絡会」のような会を設け、そこでより詳しい情報交換とそれぞれの会社の活動についてコミットすると良いのではないかと思います。

前回お話した物流会社のアンテナに引っかかる情報はこの会でシェアします。荷主会社から物流会社への提案もこの会で行います。

毎月一定の時間を取って実施することが望ましいでしょう。ただし毎月できない場合もあります。そこで四半期に一度は企画したいものです。


工場管理 好評連載中! 5月号「これだけ持って行けば万全!海外工場支援者のための『物流指導7つ道具』第7回 道具4 物流会社選定ツール(下)」http://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0007

Logistics Trend 好評連載中! 4月号「物流のiPS細胞を探せ!!製造SCM進化論 第5回調達物流進化論(下)」
http://www.logistics-trend.com

初回講座で合格率93%をたたき出したスーパー講座!「物流現場リーダー育成講座2013 」
http://www.youtube.com/watch?v=afH_EwY8qfI

Kein物流改善研究所

神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台17-1-218 

 

お問い合わせは下記アドレスまでお願いいたします。

 

email;sr-gs-fp-ks@khh.biglobe.ne.jp

 

対象地域

日本全国各地

 

お気軽にご相談ください

物流改善ブログ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に更新しています。

「収益向上に貢献する物流コスト改善のコツ」

http://blog.livedoor.jp/gz0210/

物流改善メルマガ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に発信しています。

「会社収益がみるみる向上する!

 1分でわかる物流コスト改善の

 ツボ」

http://www.mag2.com/m/0001069860.html

お勧めサイト

経営コンサルタント探しの「経営堂」

「IT企業専門の会計士事務所」

山田経営会計事務所

http://www.cpayamada.jp/

プロセスと結果で時代の変化に対応する

株式会社キーロジ

http://www.key-logi.com/

Facebook

Twitter