物流業務の出来栄えや生産性を管理していくことは非常に重要です。何となく時間内にオーダーを処理できた、予定通り仕事をこなせたから問題ない、こういった考え方はもっともらしく聞こえますが管理ができている状態とは言い難いのではないでしょうか。
物流も生産と同じで1時間当たりの出来高で勝負が決まります。物流作業者が1時間にどれだけ仕事をこなすことができたのか、それは目標を達成しているのか、改善点は何なのかについて考察できなければ管理しているとは言えません。
そこで必要となってくるのがKPIです。KPIとは【Key Performance Indicator】の略で、目標を達成するための指標のことです。
物流であれば次のようなKPIが考えられます。
・ 1人1時間あたりピッキング行数
・ 1人1時間あたり運搬量
・ 1人1時間あたり梱包数
・ 1人1時間あたり入庫数
・ 1人1時間あたり出庫数
こういった指標を常時把握し、管理ボードを設けてウオッチしていくことが求められるのです。
願わくばこういった指標を物流業界全体で把握し、比較できるようにできれば、と思います。
もしまだKPIを設定していないのであれば、まず何かしらの指標を決めてデータを把握してみましょう。必ずそこから改善のヒントが見えてくるはずです。
更に詳しくは・・・ http://blog.livedoor.jp/gz0210/archives/51818057.html