物流作業の基本とは何でしょうか。物流作業には運搬作業や輸送作業、入出庫作業やピッキング作業などさまざまな作業があり、その作業には必ず基本というものが存在します。
その基本となるべきものをまとめたものが「標準作業書」ということになると思います。「標準作業書」には作業を行う者が守らなければならないルール、つまり「標準作業」が定められているのです。
運搬作業でいえば「運搬機器の速度」や「荷の積み方」などが基本でありそのルールは標準作業書に記載されているはずです。
たとえばフォークリフト運搬を例に考えてみたいと思います。
フォークリフトで運搬する際には運搬荷について運搬中に荷崩れが発生しないようにあらかじめ荷のチェックを行うことが必要です。
したがって標準作業書には、「荷崩れが発生しない荷」であることをチェックする、という「急所」が記載されていなければなりません。
これが記載されていれば新人が入ってきたときに標準作業書を使って教育がなされ、当然のことながら運搬時には「荷崩れチェックを行えよ」と指導ができていることになります。
このようにすべての物流作業に対して「標準作業」を定めることで、物流の基本となるSQDCが遵守されることにつながります。
標準作業書には作業の手順、急所、必要機器や保護具、標準時間などが記載されます。これを作業者に見せて仕事を教え、やらせてみて観察を行う、この活動が秩序ある作業の実現と高品質物流を生み出すことになるのです。
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