物流改善の中には「作業改善」と言われるものと「工程改善」と言われるものがあります。前者は物流工程における作業者の動きに着目してその効率化を図るもので、後者は物流工程の中におけるロスを見つけて改善していくもので、レイアウトやモノの置き方の改善などが含まれます。
まず物流工程の人の動きをじっくりと観察し、その作業者が無駄な動きをしていればそこを改善していくといったプロセスを踏むとよいでしょう。
ピッキング時に製品をいったん取ってそれを持ち変える動作や棚が高いために伸びあがる動作など、不自然な動作に注目してみると改善すべき点が多々見えてくると思います。
ピッキング工程の中を行ったり来たりする歩行が多ければ、ピッキング場のレイアウトが悪い可能性があります。またピッキングのオーダーの出し方を変えて同じ製品をまとめてピッキングしたり、棚の並び順にオーダーを出したりすることで改善が進むことも考えられます。
このように人の動作を改善したり、モノの配置を変えたりすることで作業改善、工程改善が進みます。
また物流ではモノの流れに注目し、極力運搬が発生しないような工程を作ることも重要です。これは倉庫や工場の中にとどまらず、拠点間についてもあてはまります。
物流のプロとして、モノの流れがスムーズに行く工程、拠点を考えていきましょう。
更に詳しくは・・・ http://blog.livedoor.jp/gz0210/archives/52213174.html