皆さんの会社では4M管理はしっかりとできていますでしょうか。復習の意味でも4Mについて認識しておきましょう。
4Mとは次の4つのMを指します。
1.Man(人)
2.Material(もの)
3.Machine(設備)
4.Method(方法)
これらは物流業務の基本的な構成要素です。物流の仕事をしっかりとやっていくためにはこの要素を押さえておく必要があります。
4Mは物流の品質に重要なインパクトを与えます。この4つのいずれかが変更になった時にミスが起きやすいのです。
たとえば最初のMである「人」について。よくある話ですが、担当者が変わったとたんに出荷ミスが起こるという現象があります。
それもそのはずで、標準作業が確立されていない職場では作業者個々人が自分なりのスタイルで仕事をしていますので、そのスタイルが他の人になったとたんに何かしらのミスが起こるのです。
そこで担当者が変更になった場合には、一週間は後工程でチェックを入れる、などの方策が必要になります。こういった対策をあらかじめ定めておくのです。
このように4Mのいずれかが変更になった場合に、会社として特別な行為を行うことを定めたものを「4M変更管理基準」と呼びます。
これはルールとして定めるとともにポケットに入るサイズの基準書にまとめ、それを全従業員に配ると良いでしょう。
では4つのMに関してどのような点に注意していったらよいかについて確認していきましょう。
次回に続きます。
■ 物流塾のホームページにコラムを寄稿しました!
「物流という社会インフラを死守するために(上)」
以下からご覧ください。
https://butsuryuujuku.net/colum/412/
■ 日本カイゼンプロジェクトのホームページに2本目の動画が掲載されました!
「工場内物流の改革」
以下からご覧ください。
https://www.kaizenproject.jp/
■『3つの役割を果たす!構内物流改善の進め方』
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