物流情報の一元化でコスト削減 社内コミュニケーションの大切さ

物流を効率化するためには荷物を集めるという原則があります。物量が集まれば一単位当たりのコストは下がります。

そこでものを発送するときにはできるだけまとめた方がコスト的に有利になるのです。同一方面に同じタイミングで送る場合は荷物を合わせて出すことが基本だと考えましょう。

こういった原則があるにもかかわらず、ばらばらに物流を行っているケースが多いのです。というか、まとめるべき荷物があることに気づかないことが多いと言った方が良いかもしれません。

その例として次のようなケースが考えられます。

同じ会社の営業一部と営業二部があったとします。営業一部では日用雑貨を取り扱っています。営業二部では食品を扱っています。

各部ではそれぞれ倉庫内でピッキングを行い、出荷しています。同じ倉庫ですが、一部は一階、二部は二階と三階で保管とピッキングを行っているのです。

それぞれの部ではできるだけトラックがいっぱいになるように工夫はしていますが、平均積載率は65%程度となっています。

ここでこの会社では非常に重要な点を見落としているのです。それは日用雑貨も食品も「同じ届け先」があるという事実です。

得意先からは日用雑貨と食品とで別々のオーダーが入ってきていますが、納品先は同じ店舗なのです。しかしそれぞれの部ではこの点に気づくことなく、それぞれ別々に配車をしています。

情報が分断されていることでこのような現象が発生しているのですが、もし一部と二部とでもっとコミュニケーションが取れていれば最初から混載で届けていたことでしょう。

実はこのような事例が山ほどあるのです。ただ単に気づいていないだけで、物流ロスを発生させてしまっているのですね。

次回に続きます。


物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所
http://www.keinlogi.jp/

「第五回メーカー・流通研究会」は4月18日(金)に実施します!
今回のテーマは「メーカーの生産方式を理解せよ!
~客先で恥をかかせないための生産の基本中の基本を知ろう~」です。
ご期待ください!!
http://www.e-butsuryu.jp/seminars/419

Kein物流改善研究所

神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台17-1-218 

 

お問い合わせは下記アドレスまでお願いいたします。

 

email;sr-gs-fp-ks@khh.biglobe.ne.jp

 

対象地域

日本全国各地

 

お気軽にご相談ください

物流改善ブログ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に更新しています。

「収益向上に貢献する物流コスト改善のコツ」

http://blog.livedoor.jp/gz0210/

物流改善メルマガ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に発信しています。

「会社収益がみるみる向上する!

 1分でわかる物流コスト改善の

 ツボ」

http://www.mag2.com/m/0001069860.html

お勧めサイト

経営コンサルタント探しの「経営堂」

「IT企業専門の会計士事務所」

山田経営会計事務所

http://www.cpayamada.jp/

プロセスと結果で時代の変化に対応する

株式会社キーロジ

http://www.key-logi.com/

Facebook

Twitter