4PL的な位置づけを狙うことができればこのグローバル化の時代、そして競争がタフな時代にあっても十分生き残ることができるでしょう。
グローバルサプライチェーンでのキーワードに在庫があると思います。そこでまず在庫についてしっかりとコントロールできるようにしておく必要があります。
在庫のコントロールというと物流的発想では預かった荷物を品質を保ちながら保管すること、というイメージになりがちですがこれでは不足しています。
在庫は数量がきっちりと管理されていることが重要です。この在庫の数量はある行為の結果に過ぎないということは皆さんお分かりかと思います。
その行為とは発注、生産、出荷ということになります。これらが在庫を一定に保つためのキー行為となっているわけです。
そこでこの発注、生産、出荷の各行為のロジックがわかっていないと在庫を適正化することは困難だと言えるでしょう。
これら各行為は単なる保管行為だけを行っていては身に付きません。まずは机上でも良いのでしっかりと学ぶ姿勢が大切でしょう。
物流マン向けの資格にロジスティクス管理がありますが、この中ではこれらについてほとんど触れられていませんので、別の講座で勉強する必要があります。
一方で中小企業診断士試験向けの勉強ではこれらについて浅くではありますが包含されているので、テキストを見て勉強するのも一つの方法です。
サプライチェーンマネジメントを4PLとして取り組む会社は物流会社やメーカーに限らず商社でもやろうと考えるところもあるかもしれません。
商社の場合は売りと買いの部分は得意中の得意ですので、比較的取り組みやすいかもしれませんね。
次回に続きます。
物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所
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工場管理 好評連載中! 9月号「これだけ持って行けば万全!海外工場支援者のための『物流指導7つ道具』 最終回 道具7 物流会社指導マニュアル」
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Logistics Trend 好評連載中! 9月号「物流のiPS細胞を探せ!!製造SCM進化論 第9回 販売物流進化論(上)」
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